宇部鴻城・笹永に涙なし「甲子園で一番いい投球ができた」

[ 2012年8月19日 18:21 ]

<宇部鴻城―東海大甲府>東海大甲府戦に先発した宇部鴻城・笹永
Photo By スポニチ

第94回全国高校野球選手権大会3回戦 宇部鴻城2-3東海大甲府

(8月19日 甲子園)
 宇部鴻城の笹永の好投は報われなかった。3失点完投で勝ち越し点には失策が絡んだが、左腕は「先制点を取ってくれたのに抑えられず申し訳ない。あの1球だけに悔しい思いがある」と自分を責めた。2点を挙げた直後の5回、外への変化球がやや甘くなって最も警戒していた渡辺に許した同点三塁打が痛かった。

 1、2回戦は計11失点と精彩を欠いたが、この日は胸を張れる内容。「2試合はチームの足を引っ張っていた。甲子園で一番いい投球ができた」と涙を見せなかった。

続きを表示

2012年8月19日のニュース