意地の力投報われず…エース佐藤号泣「もっと続けたかった」

[ 2012年8月19日 16:58 ]

<天理―浦和学院>6回裏から登板した浦和学院・佐藤

第94回全国高校野球選手権大会3回戦 浦和学院2―6天理

(8月19日 甲子園)
 1、2回戦で完投した浦和学院の佐藤は中堅で先発。後輩投手の不調を見て早めに準備したが、既に4点を追った6回からの救援となった。チェンジアップが低めに決まるなど、今大会一番の出来で1安打無失点。意地の力投も報われず「もっとこのチームで野球を続けたかった」と話すと涙が止まらなかった。

 勝てば選抜大会で敗れてから雪辱を誓い続けた大阪桐蔭と対戦だった。今後は野手として将来のプロ入りを目指す。森監督は「投手としては過渡期かもしれない。打撃の潜在能力は高い」と話した。

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2012年8月19日のニュース