エース温存が裏目 浦和学院「前半の失点が大きすぎた」

[ 2012年8月19日 16:20 ]

<天理―浦和学院>先発した浦和学院・山口

第94回全国高校野球選手権大会3回戦 浦和学院2―6天理

(8月19日 甲子園)
 「前半の失点が大きすぎた」。26年ぶりのベスト8を前に敗れた浦和学院の森監督は唇を噛んだ。これまで2試合を投げ切ったエース佐藤を温存し、2年生投手の山口を先発に上げた。しかし、初回に四死球で満塁とピンチを広げ、暴投で先制点を与える最悪の展開。3回から替わった1年生投手・小島も天理打線につかまった。

 「エース佐藤が2試合、あまり良くなかった。埼玉大会でも先発させた山口に任せたのだが」と苦渋の選択が裏目に。6回から登板した佐藤が好投し、味方の反撃を待ったが、尻上がりに調子を上げた天理先発の中谷を最後まで捉えることができなかった。

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