“松井対策”にも動じず 野呂監督「ならば、みんなで守っていこう」

[ 2012年8月19日 13:02 ]

<桐光学園―浦添商>5回裏を投げ終え、全速力でベンチに戻る桐光学園先発の松井
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第94回全国高校野球選手権大会3回戦 桐光学園4―1浦添商

(8月19日 甲子園)
 夏の大会ではここまで2度、3回戦の壁に阻まれてきた桐光学園が“3度目の正直”で初の8強入り。野呂監督も「うれしく思います」と感慨深げだ。

 2試合で41奪三振の2年生エース・松井の投球に注目が集まった試合。松井対策として、浦添商の選手は打席の前に立つなど打つポイントを投手近くにとってきたが、野呂監督は「ならば、みんなで守っていこう」と指示を出し、松井には「自分の投げたい間で投げなさい」と送り出したという。

 1、2回こそ三振を奪えなかったが、終わって見れば12奪三振1失点と“松井対策”をねじ伏せた2年生エース。中を開けず20日に光星学院との準々決勝に臨むが、指揮官は「県予選でも連投でしたし、そのイメージでやってるので」と不安はない様子だった。

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