秋田商 エース近藤、敗戦に潔し「力不足で相手が上」

[ 2012年8月19日 06:00 ]

<秋田商・倉敷商>4回1死二塁、適時打で追加点を許し、唇をかむ秋田商の先発・近藤(右)

第94回全国高校野球選手権大会3回戦  秋田商1―5倉敷商

(8月18日 甲子園)
 秋田商は歴史ある公立の商業高校同士の対決に敗戦。77年ぶりの夏のベスト8は逃したが、太田直(すなお)監督は晴れやかな顔で「子供の頃にテレビで見ていた伝統校の対決を監督としてできてうれしい。選手はよくやった」。

 秋田大会準決勝で右手人さし指を9針縫ったエース・近藤は先頭打者アーチを浴びるなど4回途中4失点で降板。雨で開始時間が遅れたが、近藤は「雨は関係ない。自分の力不足で相手が上」と潔かった。

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2012年8月19日のニュース