立正大淞南 “小さな大エース”の不調がすべて それでも「次につながる試合」

[ 2012年8月16日 10:25 ]

4回表、作新学院・高山(2)に2者連続となる本塁打を浴びた立正大淞南先発の山下

第94回全国高校野球選手権大会第8日2回戦 立正大淞南3―19作新学院

(8月16日 甲子園)
 中盤の時点である程度覚悟していた。19失点で大敗した立正大淞南の太田監督は、「(エースの)山下が初戦が終わってから調子が悪く、3回を終わってから抑えがきかず、ボールが低めに行かなくなった」と敗因を口にした。

 予選からここまで7試合60イニングを一人で投げてきた、身長1メートル69の“小さな大エース”は、4回に2者連続本塁打を浴びると、その後は球が上ずり7回まで11点を奪われ、ついにこの夏、初めてマウンドを降りた。

 しかし、太田監督は「ノーシードから7つも勝てた。選手の成長には驚いている。次につながる試合だった」と新チームの糧となる大敗だったことを強調した。

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2012年8月16日のニュース