高取少年野球クラブ　徳原“たたき”で延長制した

＜高取少年野球クラブ・新町ライオンズ＞延長サヨナラ勝ちに喜ぶ高取少年野球クラブナイン

全日本学童軟式野球大会３回戦 高取少年野球クラブ１―０新町ライオンズ

（8月15日 神宮）
　高取少年野球クラブ（福岡）は延長８回１死満塁。主砲・徳原（６年）が一塁前に転がし、一塁手がボールを握り損ねる間に三塁走者・佐藤（６年）が生還し、サヨナラ勝ちした。

　高く弾む軟球の特性を生かした「たたき」と呼ばれる戦術。無死満塁から始まる延長戦の特別ルールを念頭に、繰り返し練習してきた。「ゴロを打ってダッシュ。対策はやってきました」と１回戦から３試合連続で延長戦を制した山本英典監督（６４）はしてやったりの表情を浮かべた。