「これが自分の実力」プロ注目左腕・浜田 まさかの初戦敗退

[ 2012年8月10日 11:19 ]

<浦添商―愛工大名電>2回裏、浦添商・宮里(左)に先制本塁打を浴びた愛工大名電・浜田

第94回全国高校野球選手権1回戦 愛工大名電4―6浦添商

(8月10日 甲子園)
 今秋ドラフトの上位候補、愛工大名電の左腕・浜田は序盤の乱調が響き、初戦で姿を消した。エースは「これが自分の実力なのでしょうがない」とうつむき、倉野監督は「ストレートに伸びがなかった。抑えるべき選手に打たれてしまった」と嘆いた。

 自慢の直球が140キロにも届かず、2回には右中間スタンドへ先制弾を浴びた。3回2死満塁では変化球が甘く入り、フェンス直撃の走者一掃三塁打。捕手の中村は「今日の試合は全部自分が悪かった。もっといい捕手だったら抑えられた」とリードを反省。倉野監督は「浜田を擁しても勝てなかった。甲子園で勝つのは難しい」とがっくりだった。

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2012年8月10日のニュース