7回途中3失点 黒田 粘りの投球で逆転呼んだ

[ 2012年8月10日 10:48 ]

タイガース戦の5回、カブレラの二ゴロを捕球しようとし、バランスを崩し転ぶヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース4―3タイガース

(8月9日 デトロイト)
 ヤンキースの黒田は9日、デトロイトで行われたタイガース戦に先発して6回1/3を投げ、10安打3失点で勝敗は付かなかった。無四球5三振。防御率は3・24。チームは4―3で勝った。

 5回に一度勝ち越し点を奪われた黒田は、11勝目は逃したが、粘り強い投球でチームの逆転勝利を呼び込んだ。

 2点リードの5回にアビラの2ランで追い付かれ、2死一塁からはダークスの左翼線への打球判定が、一瞬ファウルとされた後でフェアに覆されて3点目を失った。黒田は「(判定に)冷静にはならなかった」と試合後も納得できない様子だった。

 それでも次打者の主砲カブレラを「打ちたい打者。ボール気味でも振ってくるかなと」と、内角を有効に使って二ゴロに仕留めるなど大崩れせず、7回途中までを3失点にまとめた。(共同)

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2012年8月10日のニュース