大島 5の5 難敵館山攻略「野球人生で初めて」

[ 2012年8月6日 06:00 ]

<ヤ・中>5安打を打った中日・大島(右)はドアラから“もっと笑って!”と手荒く笑顔にさせられる

セ・リーグ 中日4-2ヤクルト

(8月5日 神宮)
 こんなリードオフマンがいたら、試合に勝てる。中日・大島が5打数5安打4得点。プロ3年目で4安打もなければ、5安打は「野球人生で初めて」という大暴れだった。

 「館山さんには嫌なイメージはなかったけど、これまで打てなかった。1番打者の役割は果たせたと思う」。初回に一塁線を破る二塁打を放つと、和田の犠飛で先制のホームを踏んだ。その後も中堅方向へコンパクトにはじき返し、今季は前回対戦まで9打数1安打と抑えられていた館山から4安打。9回も押本から安打を放ち、先頭打者として立った4打席全てで生還した。

 高木監督も「5本なんて打てんでしょ」と絶賛。前日の最終打席から6打席連続安打とし、打率・296でリーグ4位に浮上。108安打はリーグトップの巨人・坂本に2本差まで迫った。

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2012年8月6日のニュース