宮国、7回1失点で3カ月ぶり白星!巨人3連勝で貯金

[ 2012年8月5日 21:06 ]

DeNA戦に先発した巨人・宮国

セ・リーグ 巨人2―1DeNA

(8月5日 横浜)
 ベンチで不安そうな表情で戦況を見守っていた宮国の顔が思わずほころぶ。巨人が1点リードで迎えた9回2死一、三塁。抑えの西村が渡辺直を中飛に打ち取ってゲームセット。約3カ月ぶりの白星を手にした高卒2年目はホッとした表情を浮かべ、ナインを迎えた。

 「チームの勝利に貢献できるよう、1球1球大切に、自分のペースを大事に投げることを心掛けました」。ハマの番長・三浦と投げ合い、7回2安打1失点で5月1日の広島戦以来の3勝目。宮国は「いいテンポで投げられたのがよかったんだと思います」と笑った。

 原監督も「前々回、前回と回を追うごとに少しずつステップアップしているのがいいね」と評価する好投。期待の右腕の活躍でチームは3連勝、貯金は今季最多の25に増えたが、指揮官は「前しか見えていません。まあ、一戦一戦しっかり戦っていくだけ」と表情を引き締めた。

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