斎藤 2軍でも打たれた…セット試した6回に5失点

[ 2012年8月5日 06:00 ]

2軍戦で6回5失点と不安が残る内容となった日本ハム・斎藤

イースタン・リーグ・チャレンジマッチ 日本ハム4―6フューチャーズ

(8月4日 鎌ケ谷)
 日本ハムの斎藤が2軍戦でも打たれた。相手のフューチャーズはイースタン・リーグの若手による混成チームで今季ここまで1勝21敗2分け。降格後初の実戦登板で6回を投げて6安打5失点で敗戦投手となった。

 「1軍でできないことを試しながらできた」と、この日のテーマは、内角直球の使い方と変化球でカウントを取ること。5回までは1安打無失点と完璧だった。しかし、走者を背負う場面が少なかったことから6回は先頭打者からセットポジションでの投球に変更。すると球威が落ちて制球に乱れが出た。5長短打に自らの暴投も絡んで一挙5点を失った。球速こそ変わらないが、上半身と下半身が連動せずに投げ急ぐために「ベースでの球威が落ちる」と島崎2軍投手コーチが指摘した。

 次回は11日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)。「次も試したいことを試しながら、やっていきたい」と話したが、1軍昇格へ、次は過程だけでなく結果も求められる。

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2012年8月5日のニュース