巨人、同一カード負け越しなし「28」でストップ!山口まさかの…

[ 2012年8月2日 21:15 ]

9回、大島の投手強襲安打に当たる巨人・杉内

セ・リーグ 巨人2―3中日

(8月2日 東京D)
 完投ペースだった巨人・杉内が痛いアクシデントに見舞われた。1点リードで迎えた9回、先頭の大島の打球を左足に当ててしまう。続く荒木に送りバントを決められ、1死二塁となった場面で降板。マウンドを山口に託した。

 ところが、その山口は和田に右前打を許して一、三塁とピンチを広げると、続く森野に左翼へ適時二塁打を浴びて同点。杉内の両リーグトップの広島・前田健に並ぶ11勝目は消滅。さらに2死満塁から代打・柳田に押し出し死球で中日に逆転を許してしまった。

 今季、ここまで47試合に登板し、わずか自責点2の山口を投入しての痛い黒星。5・5ゲーム差で迎えた2位・中日との首位攻防戦は2敗1分けで、3・5ゲーム差に迫られた。4月20~22日のヤクルト戦で3連敗して以来となる同一カード負け越し。「同一カード負け越しなし」の記録は28でストップ。首位を独走してきた巨人のVロードに少しだけ、かげりが見えた。

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2012年8月2日のニュース