新潟、野球部員の死因は熱中症、ランニング中急死か?

[ 2012年7月30日 21:00 ]

 新潟県警は30日、新潟市の公園で29日に遺体で見つかった県立新津高校野球部の1年生男子部員(16)は、司法解剖の結果、ランニング中の熱中症で死亡した可能性が高いと明らかにした。

 秋葉署と学校によると、部員が倒れていた場所は野球部が練習で使用している約10キロのコースの8キロ地点だった。

 28日の練習ではコース中間付近で顧問教諭とマネジャーが、水分補給しているこの部員の姿を確認。「大丈夫か、歩いてもいいぞ」と声を掛けたが、元気に走りだしたという。

 捜査関係者によると、部員は28日夜に帰宅しなかったが、29日が誕生日だったため、両親は友人と遊びに行っていると思って一晩様子をみたという。

 この事故を受け、県教育委員会は30日、県内の小中高校を対象として部活動前後に児童、生徒の健康状態を確認するよう求める通知を出した。

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2012年7月30日のニュース