甲子園決定 広島工元野球部員を再逮捕 路上で女子高生押し倒す

[ 2012年7月30日 13:26 ]

 広島県警廿日市署は30日、女子高校生の体を触ったとして強制わいせつの疑いで、広島県廿日市市の高校2年の男子生徒(16)を再逮捕した。

 県警などによると、男子生徒は全国高校野球選手権大会に出場が決まった県立広島工業高(広島市)の野球部員だった。容疑を認めている。

 再逮捕容疑は5月17日午後8時半ごろ、廿日市市宮内の路上で女子高校生(15)を押し倒し、体を触るなどした疑い。

 県警と同校によると、生徒は7月20日、廿日市市の路上で別の女子高校生(18)を引き倒し、上半身をさわってけがをさせたとして、強制わいせつ致傷容疑などで緊急逮捕され、野球部を退部する意思を伝えていた。

 高校野球の広島県大会は26日に決勝戦があり、広島工業高が盈進高(同県福山市)に勝ち、20年ぶりの夏の甲子園大会出場を決めている。

 高校によると、広島大会の出場は部員の逮捕を伝えた上で、県高野連と相談して決めた。

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2012年7月30日のニュース