電撃移籍から1週間 イチロー ヤ軍は「野球がちょっと違う」

[ 2012年7月30日 13:03 ]

レッドソックス戦の4回、2死一、二塁で遊飛に倒れるヤンキースのイチロー。投手ドゥブロン

ア・リーグ ヤンキース2―3レッドソックス

(7月29日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローは29日、ニューヨークで行われたレッドソックス戦に「8番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。内容は二ゴロ、遊飛、三塁内野安打、左飛で打率は2割6分1厘。チームは延長10回2―3で敗れた。

 イチローは7回に三塁内野安打を放ち、移籍後6試合連続安打とした。しかし、2点を追う2回2死一、二塁で二ゴロ。4回も2死一、二塁と一打逆転のチャンスで打席に立ったが、遊飛に倒れた。同点に追いついた8回にも2死二塁で左飛と、3度の得点機で凡退した。

 ヤンキースに電撃移籍して1週間。イチローは名門チームで「想像通りの」緊張感を感じているという。「プレーの中で捨てられるものがない」とヤ軍の印象を語り、「特にこの球場(ヤンキースタジアム)では“野球がちょっと違うな”という感じがする。それはこのチームがずっと背負ってきた宿命がそうさせるのだと思う」と分析していた。

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2012年7月30日のニュース