8回2失点 黒田 先発の責任果たした「投げ切れてよかった」

[ 2012年7月30日 12:27 ]

レッドソックス戦の7回、ミドルブルックスを空振り三振に仕留め、雄たけびを上げるヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース2―3レッドソックス

(7月29日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が29日、ニューヨークで行われたレッドソックス戦で先発登板。8回102球を投げて7安打2失点と好投したが、勝敗は付かなかった。防御率は3・28。チームは延長10回2―3で敗れた。

 「きょうは状態が良くなかった」という黒田は2回2死一、二塁から、8番のスウィーニーに甘く入った変化球を左中間に運ばれ、2点二塁打を許した。しかしそれ以降は走者を出しながらも併殺打4本を打たせて追加点を許さず。「何とか走者を出しながらも粘り強く投げられた」と先発の役目を果たした黒田は「毎試合思うような状態でマウンドに上がれるとは思っていない。その中で8回まで投げ切れてよかった」と自らに合格点を与えた。

 因縁のライバル、レッドソックスとの対戦は負け越しとなったが、本拠地のファンを納得させるには十分な投球。黒田は「チームに勝つチャンスを与えられたという点では仕事ができたと思う」と納得の表情だった。

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2012年7月30日のニュース