杉内、8回1安打13K!広島から初白星で13球団勝利

[ 2012年7月27日 21:21 ]

<広・巨>8回を1安打13Kで10勝目をマークした巨人の先発・杉内

セ・リーグ 巨人9-0広島

(7月27日 マツダ)
 巨人の杉内は27日、広島戦で8回1安打零封と好投。6月30日以来となる白星で、前日に両リーグ10勝一番乗りした広島・前田健と並ぶ10勝目を挙げた。

 防御率リーグトップの広島・野村との投げ合いとあって「低めにいい球いくのでね、僕もああいうピッチングしたい」とルーキーを持ち上げつつ、「先に点を与えないような投球を心がけました」と胸を張った。3回に白浜に左前安打を許しただけで、他の7イニングはすべて三者凡退。三振も毎回の13個奪い、7月は12勝3敗と好調で前日も16得点をマークした広島打線を完全に沈黙させた。

 広島戦は初勝利となり、これで13球団からの勝利を達成。オリックスと統合した近鉄からも白星を挙げ、現存する全12球団から勝ち星をマークするのは2007年に横浜(現DeNA)の工藤が達成して以来2人目。12球団勝利としてはプロ野球10人目となった。「そのことも知っていましたし、勝ってよかったです」と笑顔を見せた。

 チームはこれで引き分けを挟んで5連勝。50勝に両リーグ一番乗りで、貯金は今季最多の23となり、2位・中日とのゲーム差も5・5に広がった。

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2012年7月27日のニュース