長嶋さんは松井にエール「今回の試練もたくましく乗り越えて」

[ 2012年7月27日 06:00 ]

レイズ 松井に戦力外通告

 松井の巨人時代に監督として、そして師弟として背番号55を徹底的に鍛え上げた巨人・長嶋終身名誉監督(76)は「松井君はこれまでも幾多の困難を克服し、実り多い野球人生を歩んできました。今回の試練もたくましく乗り越えて、スーパースターらしく自らの道を切り開いてくれると信じています」とコメント。

 巨人時代は「4番1000日計画」などで、日本を代表する打者に育て上げた。今回の引退危機からも、必ずはい上がってくると信じている。

 この日は東京ドームでのDeNA戦を渡辺恒雄球団会長(86)らと観戦。原沢敦球団代表兼GM(55)は「彼は今現在、まだ米国の野球界のルールの中にいる。静観というか、もちろん向こうで活躍してほしいと思う」と、球団の姿勢は明言しなかった。

 ▼DeNA・中畑監督 チャンスがあれば最後は日本でやってほしい、という姿勢に変わりはない。(昨オフから)ラブコールを送ってきたけど、その時とウチの事情が違う。試合数も半分以上消化し、これから若手を登用していこうという時期。タイムリミットも迫っているし、タイミングとしては難しい。

 ▼楽天・星野監督 やっぱり春先に十分に練習できなかったことが影響しているのかもしれない。たかが1、2カ月でもキャンプやオープン戦の期間は大事だから。

 ▼巨人・阿部 朝、携帯のサイトで知りびっくりしました。米国はやはり厳しいですね。

 ▼巨人・高橋由 驚きました。何とも言いようがないですね。

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2012年7月27日のニュース