阪神・新井の母校・広島工20年ぶりV 辻駒祐が投打に活躍

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<盈進・広島工>20年ぶりに夏の甲子園出場を決め、歓喜の辻駒祐(右から2人目)ら広島工ナイン

広島大会決勝 広島工8―3盈進

(7月26日 マツダ)
 広島工のエース辻駒祐が、投打でチームを引っ張り20年ぶり5度目の出場を果たした。

 0―2の5回無死一塁で、プロ注目の盈進・谷中からチーム初安打となる左中間二塁打を放つと、投げても9回10安打3失点(自責2)に抑えた。「自分が打って流れをつくれたのがよかった。粘っていたら必ず打ってくれる。焦りはなかった」と胸を張った。就任4年目の広島商OB・沖元監督は「これで県工野球部の一員になれたかな。ホッとしています」と笑顔だった。

 ▼阪神・新井(95年卒OB)うれしいですね。僕が1年生の時の夏以来。あの時は(スタンドで)応援していた。3年生は最後の夏なので悔いのないようにやってほしい。

 ▽広島工(広島)アーチェリー部も強豪。阪神の新井らがOB。

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2012年7月27日のニュース