食べ込み効果だ!杵築 創立115年目で初甲子園出場

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<杵築・藤蔭>初優勝に喜ぶ杵築ナイン

大分大会決勝 杵築7―5藤蔭

(7月26日 別大興産スタジアム)
 創立115年目の杵築(きつき)が、粘り強い攻撃で藤蔭を下し、悲願の甲子園初出場を決めた。

 序盤に4点を先行したが、4回に5点を奪われ逆転された。それでも同点の8回に甲斐主将が決勝の2点タイムリーを放ち、試合を決めた。阿部知巳監督が掲げる「走り込みと食べ込み」効果で、ナインの体格は強豪校に見劣りしなくなった。母校を率いて9年目の指揮官は「目標は日本一と言ってきたがそんな力はないです。でもしぶとく粘り強く戦いたい」と堂々と聖地に乗り込む。

 ▽杵築(大分)1897年創立の県立校。柔道部も全国レベル。

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2012年7月27日のニュース