吉見が今季初完封!「責任を持って投げた」

[ 2012年7月25日 21:42 ]

阪神戦に先発し、今季初完封で7勝目を挙げた中日・吉見

セ・リーグ 中日6-0阪神

(7月25日 ナゴヤD)
 中日の吉見が後半戦初戦の阪神戦に先発。4安打で今季初、通算11度目の完封で、7勝目を挙げた。「いいところはないんですけど、集中力とモチベーションを持って投げた。始めから最後までいくと決めていた。大分前から、ここで投げると言われていたので、しっかり調整して責任を持って投げた」とエースらしい貫禄のコメント。5回の2死満塁のピンチには、鳥谷をフォークで空振り三振に切って取り、ガッツポーズも見せた。

 この日は九回を前に交代を打診されたが、続投を志願。前半戦は故障離脱もあった右腕が随所に柱の自覚を示した。

 打線は4回、森野の適時打で先制。5回に和田の2点三塁打と山崎の犠飛、8回には柳田の適時打などで加点した。森野が「巻き返すためにも1本出たのは大きい」とと言えば、この日安打、二塁打、三塁打で、あと本塁打が出ればサイクル安打だった和田は「今日はかなり走った。絶対に勝たなきゃいけない状況だったし良かった。まだ先は長いので、何とか勝ち続けてリーグ優勝できるように頑張ります」と力強かった。

 阪神は5回2死満塁の逸機が響き、引き分けを挟んで4連敗。

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