原監督 中畑DeNA警戒!「元気なチームですから」

[ 2012年7月25日 06:00 ]

帰京する巨人・原監督

 3年ぶりのV奪回へ、要警戒は中畑DeNAだ。巨人・原監督は、セ5球団で最も多い16試合を残し、25日からの後半戦開幕で当たるDeNA戦をカギに挙げた。

 「一番、試合数をやっていない。今までの印象は、非常に元気。特に打線は若手とベテランがかみ合う元気なチーム」

 DeNAは借金22の最下位だが、前半戦最後はヤクルトに同一カード3連勝と上昇ムード。巨人も今季4勝2敗2分けながら、5月8日の宇都宮では4点差を追いつかれ引き分けるなど楽な印象はない。特にこの2連戦は昨季登板4試合で5得点と打ちあぐねた国吉と、新外国人左腕クレイマーが先発。「2軍でも放ってない新しい外国人が来るみたいだね。あと、あすは国吉でしょ」。復調した若手右腕と未知数の初モノ左腕を警戒した。

 自軍の先陣を切る沢村については「これから積み重ねるという位置づけで後半戦のスタートを切る。彼にもチームにも非常に大事な戦い」と期待。ジャイアンツ球場で調整した右腕も「一発目は大事。毎試合同じ。勝ちたいですし、長いイニングを投げたいですし、完投したい」と意気込んだ。

 貯金20を蓄えての再スタート。大好きなゴルフの全英オープンではスコットが残り4ホールで2位に4打差ながら、まさかの4連続ボギーでV逸した。「ああいうことがあるんだな」とかぶとの緒を締めた原監督は「ペナントは一番苦しんだチームが優勝する。残り62試合。積み重ねの中でしっかり戦う」。言葉通りに目の前の敵を叩きにいく。

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2012年7月25日のニュース