明徳義塾「耐えて勝った」劇的3年連続V!相手4番に5四球

[ 2012年7月25日 06:00 ]

高知大会決勝 明徳義塾2-1高知

(7月24日 県立春野)
 昨夏決勝と同じ顔合わせを制し、明徳義塾が3年連続出場だ。延長12回1死二塁、逸崎が高知・坂本の183球目を中前に運ぶサヨナラ打。激闘に終止符を打った。

 「耐えて勝ったというのが率直な感想です」。馬淵史郎監督は、接戦をモノにしての勝利に安どした。最も警戒した相手4番・法兼(のりかね)に対して、走者のいる10、12回で敬遠気味の四球で歩かせるなど、92年夏の星稜戦での対松井を思い出させる6打席5四球。「(昨秋の四国大会で負けた)高知に雪辱して甲子園出場を決めたかった」。合田主将の次の目標は10年ぶりの全国制覇しかない。

 ▽明徳義塾(高知)中高一貫の私立校。OBに大相撲の大関琴奨菊。

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2012年7月25日のニュース