中田4番降格も!栗山監督 後半戦は育成より勝負

[ 2012年7月25日 06:00 ]

花巻空港を出発する日本ハム・中田

 プロ野球は25日から後半戦に突入する。首位・ロッテに2ゲーム差の2位につける日本ハムの栗山英樹監督(51)は24日、打順変更の可能性について言及。打率・202と低迷しながらも開幕から4番に固定している中田翔内野手(23)も例外ではないとの考えを示した。3年ぶりリーグ優勝へ、1年目の指揮官は後半戦は鬼になって育成よりも勝負に徹する。

 コーチとしてベンチ入りした球宴から7日ぶりに、ヤフードームでの全体練習にスーツ姿のまま合流した栗山監督の表情は勝負師のものに戻っていた。「勝つために打線は思い切りいじろうと思っている。毎日違う、ぐらいのね」。そして、4番についても「翔(中田)が4番じゃないと思えば代える」と言い切った。

 開幕前から栗山監督の信念の一つ。それは「4番・中田」だった。打率がなかなか2割にも届かない状況に、チーム内で降格の声が上がったこともあったが「将来のことを考えれば4番は中田しかいない。それをつくるのが使命」として、開幕から58通りの打線を組んできた中で中田だけは不動の4番としてフルイニング出場させてきた。

 しかしシーズンは残り60試合。現在2位とはいえ、上位5チームが5ゲーム差の中にひしめく大混戦。「絶対にここで落ちてはいけない。後半戦のテーマは“泥まみれ”格好良さは必要ない。選手のプライドとかは関係なく、やるべきことはやる」と、状況次第では中田の4番降格の可能性さえも口にした。

 中田はここまで規定打席到達選手で最下位の打率・202。チームトップの10本塁打を放っているものの、得点圏打率は・179と落ち込んでいる。ファン投票で出場したオールスター第3戦は7番・左翼として2安打1打点。敢闘選手賞として100万円を獲得した。福岡入りした中田は「いいリフレッシュができたので、また元気にやっていければいい」と後半戦の巻き返しを誓った。

 交流戦後に失速したチームの貯金は最大10から5まで目減りした。再出発へ主砲の爆発は不可欠。中田のバットにチームの命運が懸かっている。

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