カブレラ ソフトバンク退団、国内での現役続行希望

[ 2012年7月25日 06:00 ]

ソフトバンクを退団するカブレラ

 ソフトバンクは24日、アレックス・カブレラ内野手(40)の退団を発表し、ウエーバー公示の手続きを取った。

 同選手は国内での現役続行を希望している。公示されてから7日以内にいずれの球団からも譲渡の申し込みがなかった場合、自由契約選手となり今季は国内の他球団との契約はできなくなる。

 昨季ソフトバンクに入団したが、今季は腰痛などもあり、わずか8試合で打率・207、1本塁打。石渡茂編成・育成部長は「うちでは出場機会が限られていた。いい方向を出すためにということ」と説明した。他球団とトレード交渉を行ったが、不調に終わっていた。1億8000万円の今季年俸を全額支払う形で合意。荷物整理でヤフードームを訪れたカブレラは「俺より、練習している選手を取材した方がいい」と不機嫌そうに語り、球場を後にした。カブレラは01年に西武に入団し、12年間で通算357本塁打を放っている。

続きを表示

2012年7月25日のニュース