球児 誕生日に9回ピシャ!“四国対決”にも勝った

[ 2012年7月21日 20:58 ]

全パに連勝し、喜ぶ全セ・阿部(左)と藤川
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マツダオールスターゲーム2012第2戦 全セ4―0全パ

(7月21日 松山)
 4―0で迎えた9回、全セの阪神・藤川がマウンドへ。32歳の誕生日に、高知出身の藤川にとって“凱旋登板”とも言えるマウンドでファンの期待に応える快投を演じた。

 先頭の糸井(日本ハム)を全6球速球で空振り三振に仕留めると、続く陽岱鋼は132キロのフォークで空振り三振。最後は交流戦の首位打者で、四国アイランドリーグ出身では初の球宴出場を果たした角中(ロッテ)との“四国対決”。ファウルは粘られながらも最後は146キロの速球で浅い右飛に仕留めた。3者連続三振こそ逃したものの、セ・リーグを代表するストッパーらしい堂々のピッチングだった。

 球宴前は5位と低迷した阪神だが、後半戦の巻き返しへ、守護神の存在は頼もしい限りだ。

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2012年7月21日のニュース