マー君 スライド登板で日本ハム・斎藤と投げ合い

[ 2012年7月13日 06:00 ]

外野でノックを受ける田中(左)右は塩見

 先発予定だった12日のオリックス戦が雨天中止となった楽天・田中は13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)にスライド登板し、同世代のライバル、斎藤との今季2度目、通算3度目の投げ合いが決まった。

 過去2試合は2勝で内容も圧倒。「急に対戦が決まったから盛り上がらないでしょ」と話したが、燃える相手であることには違いない。中止が決まると、すぐさまブルペンに移動。フォームを確認しながら投球練習を行った。

 疲労がたまっていたナインと同様、田中にとっても恵みの雨だ。6日の西武戦(西武ドーム)では試合直前に右脇腹痛で登板回避。この日の中止で前半戦の残り試合で2度の登板を果たすことは不可能となったが、より患部が回復した状態で臨むことが可能で「(右脇腹は)日に日に良くなっている」と表情も明るい。

 斎藤との対決以上に、チームにとっても大事な一戦。13日からの球宴前最後の6連戦は日本ハム、ロッテの上位2チームと対戦する。現在、貯金2で3位につけており、一気に差を縮めるチャンスだ。「上位チームとの6試合は、全部勝つつもりでいかなければならない。頭を取ってチームに勢いをつけたい」。まずは斎藤を撃破し、チームの6連勝へ向け、先陣を切る。

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2012年7月13日のニュース