好調3割・青木 後半戦、首位パイレーツ討ちだ 

[ 2012年7月13日 06:00 ]

 15試合連続安打中のブルワーズ・青木は、あと3打席で規定打席に到達する。「1日1本というのは頭にある」。13日(日本時間14日)からの3連戦は、同じナ・リーグ中地区の首位パイレーツと激突。3試合対戦した6月は10打数1安打と苦戦したが、首位チーム叩きに燃えている。

 ヤクルトでは首位打者に3度輝いたが、開幕時は外野の5番手。「(居場所がないのではと)悪いこともイメージした」と言うが「大事なのはシーズン終了時にどうなっているか」と覚悟を決めた。配球の読みと思い切りの良さを武器に代打で好結果を残し、小技や盗塁も要所で決めた。試合前のクラブハウスでは、誰よりも長く相手投手の映像をチェックする青木の姿がある。

 30歳の新人はキャンプ中から同僚がいる食事の席に交じり、遠征中には仲間と一緒に酔っぱらった夜もあった。「自分から飛び込むようにしている」という積極性も生きている。打率・301で折り返す後半戦。「一打席一打席が勝負」とその姿勢にぶれはない。

続きを表示

2012年7月13日のニュース