加藤コミッショナーを再任 2球団は条件付き賛成

[ 2012年7月12日 18:05 ]

 プロ野球のオーナー会議が12日、東京都内で開かれ、加藤良三コミッショナー(70)の再任を承認した。3期目の任期は2014年まで。2球団がコミッショナーの役割と選任方法を明確化することを条件とした上で賛成し、最終的には全会一致で承認した。関係者によると、2球団は楽天とオリックス。

 08年7月に就任した加藤コミッショナーは、昨季導入した統一球の国際的な普及や、来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を率いる監督の人選を中心となって進めている。しかし6月の持ち回りの決議でパ・リーグの複数球団が承認しなかったため、再任するかどうかの結論が持ち越されていた。

 同コミッショナーは再任が決まり「野球をどう隆盛、成功裏に導くか。そのためにはコミッショナーとしてできることを何でもする」と決意を話した。

続きを表示

2012年7月12日のニュース