4戦音なし…阪神・平野休養も 片岡コーチ「メンタル的な部分も」

[ 2012年7月12日 11:12 ]

<神・中>5回、平野は左邪飛に倒れる

セ・リーグ 阪神1-2中日

(7月11日 甲子園)
 阪神・平野が3打数無安打1四球に終わり、これで4試合連続ノーヒットとなった。これを受け和田監督は「恵一にヒットが出ていないし、内容も良くないね。技術的なことというか、疲労もある。ずっと二遊間で出ている選手だし」と話し、最悪の場合12日の中日戦でスタメン落ちする可能性も出てきた。

 片岡打撃コーチも「メンタル的なところもある。ずっと出ている選手だから、チームにとっていいものを考える」と説明。7日の巨人戦(東京ドーム)では手痛いタイムリーエラーを犯すなど、鉄壁の守備にもほころびが見えてきている。開幕から全試合に出場してきたキーマンに、つかの間の休息を与えようという考えもあるようだ。

 平野は初回、マートンの右前打に続いて四球を選び、チャンスメークを果たしている。しかし生還はならなかった。「野手は1点でも多く取ろうと頑張っているんですけどね。またあしたです」と反省の表情。オールスターゲームにも選ばれており、なかなか休む時間がないこともあっての配慮だろう。再浮上に欠かせない男だけに、まずは万全の状態に戻すことを最優先する構えだ。

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2012年7月12日のニュース