阪神“必勝継投”復活!連敗6でストップ

[ 2012年7月10日 22:09 ]

連敗を6で止め、13セーブ目を挙げた藤川(右)を迎える阪神・和田監督

セ・リーグ 阪神1―0中日

(7月10日 甲子園)
 阪神が“虎の子”の1点を守り抜き、連敗を6で止め、7月初勝利を挙げた。2週間の遠征で1勝10敗と大きく負け越したが、本拠地に戻り、本来の“駒”もそろってようやく白星を手繰り寄せた。「やっと本来の形になった」和田監督も、ほっとしたように語った。

 3回、2死一、三塁から新井貴が二塁打を放ち先制。「とにかく先制することができてよかったです」と喜んだが、その1点を、6回無失点と好投した先発スタンリッジら、5投手の継投で守りきった。7回には腰痛からこの日1軍に復帰した3番手の福原が登板。9回には右大腿骨骨挫傷から復帰した藤川は6月17日以来のマウンド。1死満塁の大ピンチもあったが、なんとかしのいで今季13セーブ目を挙げた。

 和田監督も「新井は振れば何かが起きる。調子が上ってきたし、これからでしょう」。投手陣に関しても「1点をよく守ってくれた。本当は9連戦の頭で福原、球児を使うのは…とも思ったが、まず1つ勝たないと思った」と戻ってきた“必勝継投”に手応えを感じていた。

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