震災で引っ越しの都多摩工2年生エース・熊本 乱調反省

[ 2012年7月10日 06:00 ]

西東京大会1回戦 都多摩工7―8国際基督教大高

(7月9日 町田市小野路)
 多摩工は国際基督教大高と打撃戦の末、7―8で敗れた。

 3回途中から2番手で登板した2年生エースの熊本は、6回2/3を7安打5失点と打ち込まれ「緊張もしていた。自分のせい」。福島・浪江町出身で、昨年の震災で祖母を亡くした。地元の小高工に進学予定だったが、震災後に東京に引っ越し、同校野球部に入部。大河原宏監督は「熊本は昨年、一時帰宅の準備で練習できない時期もあった。今はチームの中で中心的な存在」と話した。

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2012年7月10日のニュース