落合氏らが有力候補 WBC監督8月下旬に決定へ

[ 2012年7月10日 06:00 ]

 来年3月に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督が8月下旬に決定することが9日、分かった。プロ野球の実行委員会が都内で開かれ、常設化された日本代表「侍ジャパン」のスケジュール報告の中で、監督選考の期限をロンドン五輪終了後に設定し、8月下旬に発表する方針が打ち出された。

 監督選考は加藤良三コミッショナーが専任し、WBC特別顧問のソフトバンク・王貞治球団会長と協議して進めているが、人選は難航。前回の選考時も同様で、巨人・原監督の就任決定は08年10月下旬にずれ込んだ。今回は11月に侍ジャパンの対外試合を予定していることなどから、早期決定が求められている。昨年の日本一監督で3月の復興支援試合・台湾戦(東京ドーム)で侍ジャパンの指揮を執ったソフトバンク・秋山監督、前中日監督の落合博満氏らを有力候補に加藤コミッショナーと王顧問が候補を一本化し、最終的に12球団の了承を経て決定する。

 ◆実行委その他の審議事項 (1)パ・リーグ理事会で新たに通算1000得点と通算4000塁打をリーグ表彰の対象とすることを決定(2)パ・リーグ理事会で日本野球機構(NPB)がアンダーウエア、プロテクターなどの色、大きさについて制限の徹底を申し入れ(3)セ・リーグ理事会で球場開門後の相手選手との私語禁止の徹底。

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2012年7月10日のニュース