巨人も注目の笠原 ソフトBスカウト部長「肘と手首の柔らかさは一級品」

[ 2012年7月9日 06:59 ]

<福岡工大城東・新宮>6回無安打12奪三振と新宮打線をパーフェクトに抑えた福岡工大城東・笠原

福岡大会2回戦 福岡工大城東10―0新宮

(7月8日 桧原公園)
 第94回全国高校野球選手権大会の福岡大会で、今秋のドラフト候補、巨人・笠原将生投手(21)の弟・大芽投手(3年)が、新宮相手に6回参考記録ながら完全試合を達成した。
【7月8日の試合結果】

 今秋のドラフト上位候補の初戦。スタンドには巨人、中日、ヤクルト、DeNA、楽天、ソフトバンクの6球団15人のスカウトが集結した。ソフトバンクの永山勝スカウト部長は「肘と手首の柔らかさは一級品。楽しみ」と高評価を口にした。

 父・栄一さんは84年ロッテにドラフト1位で入団。ダイエーと合わせ12年間プレーし、巨人入りした兄・将生は今年4月に1軍デビューした野球一家だ。

 夏の連投でフォームを崩さないために連日、300回の腹筋、背筋で体幹を強化した。グラウンドでの練習を終え自宅に戻れば父から課せられる片足スクワットと「空気イス」と呼ばれる過酷な下半身強化メニューに励んできた。

 今センバツでは大谷(花巻東)、藤浪(大阪桐蔭)、浜田(愛工大名電)の3投手が「ビッグ3」と騒がれた。同学年の投手に対し笠原は「最後の夏なので肩が壊れるまで1人で投げ抜く気持ちです。そして甲子園で自分がビッグ3と呼ばれたい」とライバル心をあらわにした。父も兄も果たせなかった聖地への夢は笠原家の次男が実現する。

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