波乱の開幕戦…向上140キロ右腕、初戦で涙

[ 2012年7月9日 06:00 ]

<向上・横須賀総合>1回戦でサヨナラ負けを喫した向上・広川

神奈川大会1回戦 向上2―3横須賀総合

(7月8日 横浜)
 まさかの幕切れに、向上の広川は肩を落とした。横浜スタジアムで行われた開幕戦でサヨナラ負け。注目の140キロ右腕が1回戦で姿を消し「力がなかった。弱さが出てしまった…」と涙をこらえた。

 1点リードで迎えた9回。1死一、二塁から「一番自信のある球」というスライダーを代打・久貝に右中間二塁打され同点。敬遠で満塁策を取ったが、2番・三富にまたもスライダーを中前に運ばれた。「捕手のサインが真っすぐでもスライダーでいくつもりだった。後悔はない」と気丈に振り返った。

 昨春にエースナンバーを剥奪され、1年間の努力の末、今春から再び「1」を背負った。試合後、チームメートからは「ありがとう」と声をかけられた。「(今後の進路は)今は考えていない。こういう仲間に会えて本当に良かった。この日は絶対に忘れない」と前を向いた。

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