谷特大弾&由伸2打点!ベテラン2人で阪神討ち

[ 2012年7月6日 21:29 ]

阪神に勝利し、お立ち台で笑顔の巨人・高橋由(左)と谷

セ・リーグ 巨人6-3阪神

(7月6日 東京D)
 本拠地に阪神を迎え入れた今季10度目の伝統の一戦は、巨人の2人のベテランが試合を決めた。

 初回、制球に苦しむ阪神先発・メッセンジャーから5番・阿部の適時打で早々に先制した。「(阿部)慎之介が打ったから楽に入れた」と6番・高橋由も2死一、二塁から高めの直球を詰まりながら左前適時打。高橋由は、2回の第2打席も2死一塁から右フェンス直撃の適時二塁打を放ち、2打点の活躍で連夜のヒーローとなった。この打席についても「(村田)修一がよく走ってくれた」と一塁走者の激走を称え、自らは謙遜。残り2本に迫っている通算300号本塁打についても「あまり期待しないでくださいよ」とあくまで控えめだった。

 もう一人のヒーローはプロ16年目の谷だ。2回の第2打席で5点目となる2号ソロを左翼スタンド上段に叩き込んだ。「今年一番の当たりだった」と自画自賛した。チーム最年長選手として初回に送りバントを一球で決めるなど、仕事をきっちりこなした。谷もまたお立ち台で「チームに迷惑をかけないようにしないと」と奢らない姿勢がチームに勝利を呼んだ。

 原監督も「よくつながった。5、6点目が良かった」と2人の勝ち越し打に笑顔を見せた。

続きを表示

2012年7月6日のニュース