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特大弾の阿部「俺とやる時は多い」…中田の逆球読んだ

<巨・中>4回無死一塁から巨人・阿部が右越えに2ランを放つ

セ・リーグ 巨人2-1中日

(6月29日 東京D)
 苦しんできたマウンドの沢村を後押しする、頼れる年上女房の一振りだった。4回無死一塁、巨人・阿部が2試合連発となる決勝の12号2ラン。中田賢の内角高めへの143キロを完璧に捉えた。推定130メートルの特大弾を右翼席上段へ突き刺した。

 2つの狙いが会心の放物線を導いた。「あのケースは引っ張れる球を待っていた」。原巨人を支える「つなぎ」の意識。右前打なら一、三塁となりチャンスが膨らむ。当然、意識は内角へ。加えて長年の対戦経験から「中田君は凄くいい投手。でも俺とやる時は逆球のインコースが多い」との意識に読みも加えた。「追い込まれるまでは、と割り切った」。カウント1ボール1ストライクからの内角高めを、イメージ通りに粉砕した。

 お決まりの「最高です!!」でお立ち台から沸かせた後も「慎之助劇場」は続いた。

 「沢村はこのところピリッとしないので、きょう負けたら五厘刈りにしてやろうと思っていたんですけど。本人が一番ホッとしていると思う」

 頼れる年上女房から鬼嫁に変身し、中大の先輩後輩が演じた夫婦漫才にスタンドは最高潮に。それでもベンチ裏に下がると「7敗もするような投手ではない。勝ちが先行しないと」と期待するからこそハッパをかけた。これで阿部が東京ドームで本塁打を放てば、チームは1分けを挟んで23連勝。バットでも支え、気持ちはもりたてる。理想の女房役が若武者の復活勝利を援護した。

[ 2012年6月30日 06:00 ]

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