坂本&長野特大弾で逆転勝利!巨人 今季マツダで初白星

[ 2012年6月27日 21:03 ]

5回巨人2死三塁、長野が左越えに勝ち越し2ランを放つ。捕手石原

セ・リーグ 巨人3-2広島

(6月27日 マツダ)
 巨人が逆転勝ち。打線は4回に坂本の7号ソロで同点。5回には長野の8号2ランで勝ち越した。ゴンザレスが6回途中2失点で約2カ月ぶりの2勝目。継投策も的中した。

 広島-巨人は27日、マツダスタジアムで行われ、広島は5月1日以来の先発となる篠田。今季マツダスタジアムで4戦全敗の巨人も4月19日以来の先発となるゴンザレスがマウンドへ。

 2回、広島は岩本が左前打、赤松のバントが安打となり無死一、二塁。丸は送りバント失敗、堂林は三振で2死となったが、石原が左翼線へのタイムリー二塁打を放ち先制した。

 4回、巨人は先頭の坂本が左翼上段へ7号ソロを放ち追いついた。これが4試合連続の打点で、安打も7試合連続とした。さらに5回には亀井が中越え二塁打とゴンザレスの右飛で三進し、長野がこれも左翼上段へ8号2ランを放ち勝ち越した。

 坂本は「ストレートのタイミングで、うまくチェンジアップに対応できました。早い回に追いつくことができて良かったです」とコメント。長野も「いいスイングで、しっかりと芯でとらえられました。ディッキー(ゴンザレス)が久しぶりの登板だったので、援護できて良かったです」と喜んだ。

 篠田は、長野の次打者・寺内に安打を打たれたところで降板。4回2/3、6安打、3失点だった。

 6回、広島は赤松が四球、丸が中前打に、堂林は三振も丸が盗塁し1死二、三塁。ここで巨人はゴンザレスをあきらめ、マシソンに交代。だが、続く石原は中犠飛を放ち1点差とした。

 9回、広島は先頭の石原が安打で出塁も、西村の前に続く3人が連続三振に倒れてゲームセット。3-2で巨人が勝って、今季マツダスタジアム初勝利を挙げた。

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