小谷野、送球を頭部に受けて負傷交代…9針縫う

[ 2012年6月27日 06:00 ]

<日・楽>初回1死一塁、楽天・松井の一塁への送球が日本ハムの一塁走者・小谷野の頭部に当たる

パ・リーグ 日本ハム1-2楽天

(6月26日 東京D)
 日本ハム・小谷野栄一内野手(31)が26日の楽天7回戦(東京ドーム)で初回の走塁の際に右前頭部に送球を受け、負傷交代した。

 死球で出塁し、田中の二ゴロの際に併殺を狙った松井の送球がヘルメットの上から直撃。担架で運ばれ、救急車で都内の病院へ直行。精密検査を行った結果、頭部の打撲と裂傷と診断された。出血があったため患部を9針縫ったが、試合中に球場に戻った小谷野は「併殺を崩しにいこうとしたら、目の前に松井さんの顔が見えて危ないと思った。傷の部分はズキズキするけど大丈夫」と気丈に話した。出場選手登録からは外れず、27日以降の出場は当日の様子を見て判断する。

 ▼楽天・松井 普通に上から投げたら大きく弾んだのでびっくりした。栗山さん(監督)に「気にするな」と言われた。早く戻ってこれるように祈っている。

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2012年6月27日のニュース