全国初4校連合チーム コールド負けも「絆生まれた」

[ 2012年6月27日 06:00 ]

<足士新幕連合・帯広南商>敗戦も4種類のユニホームで精いっぱい戦った足士新幕連合ナイン

北北海道大会十勝地区1回戦 足士新幕連合0―9帯広南商

(6月26日 帯広の森)
 部員不足に悩む足寄、士幌、新得、幕別の4高校が結成した全国初の4校による足士新幕(あしししんまく)連合が出場した。

 部員は各校2~4人の計12人。試合は帯広南商に0―9の7回コールドゲームで敗れたが、4種類のユニホームを着たナインは心を一つに白球を追った。片桐祐馬主将(新得)は「新しい絆が生まれた。みんなと楽しくできて幸せだったし、悔いの残らない試合でした」と感激の涙を拭った。今年の春季大会に出場できたのは幕別だけ。4校とも大会出場が危ぶまれていたが、学校の統廃合などに限って認めていた連合チームの出場条件を日本高野連が5月に少子化や過疎化による部員不足にまで緩和したことを受け、合同での参加を決めた。

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2012年6月27日のニュース