黒田7勝目 「野球をやってきた中で初めて」左打線をフォーク斬り

[ 2012年6月26日 10:56 ]

インディアンス戦の2回、デーモン(左)を一ゴロに打ち取ったヤンキース・黒田(中央)

ア・リーグ ヤンキース7―1インディアンス

(6月25日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が25日、ニューヨークで行われたインディアンス戦に先発登板。7回0/3を投げて5安打1失点、2四死球7三振と好投し、今季7勝目(7敗)を挙げた。防御率は3・40。ヤンキースは7―1で勝った。

 黒田対策として、インディアンスは両打ちを含めて先発9人全員を左打者で固めた。黒田は「野球をやってきた中で初めて。ここまで徹底されることはなかった」というが、フォークボールが低めに決まり、7回までは3安打無失点の好投。7三振のうち6つをフォークで奪い、「フォークが良かったのが一番大きい。外角スライダーでカウントを取り、カーブを見せつつ内角に飛び込んでいけた」と勝因を挙げた。

 打線は3本の本塁打などで序盤に大量6点を奪い、黒田を援護。「点を取ってもらって、余計なことを考えずに投げられた」と味方に感謝していた。

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