金本 逆転V474号 田淵に並んだ歴代10位タイ

[ 2012年6月24日 06:00 ]

<神・D>初回2死一、二塁、阪神・金本はブランドンから逆転となる右越え3ランを放つ

セ・リーグ 阪神7-3DeNA

(6月23日 甲子園)
 阪神・金本が大先輩に並んだ。1点を追う初回2死一、二塁、右翼席中段まで運ぶ逆転4号3ラン。球団OBの田淵幸一氏(楽天ヘッドコーチ)に並ぶ歴代10位の通算474号となった。

 ブランドンからは初めてで本塁打を浴びせた投手数は225人。好機に新井が凡退した後に打った44歳の大ベテランはお立ち台で「ここは一つ新井のためにも打ってやろう…とは思ってませんでした」とジョークで虎党を笑わせた。

 和田監督は「あれを取る、取らないでは雰囲気が大きく変わる」と金本の勝負強さを絶賛した。打点も1508として歴代8位に浮上。3回には先頭で右前打を放ち、続くブラゼルの7号2ランをお膳立てした。金本は「田淵さんはタイガースのOBで一番ホームランを打っている。並べてうれしいし、一日でも早く抜きたいと思う」と次なる記録へ目を向けた。

 ▼楽天・田淵ヘッドコーチ 今は飛ばないボールだし、大したもの。どんどん伸ばして、次は500本を目指してほしいね。

 ▼楽天・星野監督 そうか、田淵と並んだか。まあ、長いこと野球をやっていれば記録も塗り替えるわな。

続きを表示

2012年6月24日のニュース