松井 今季初2四球も「打ちたかった」と悔やむ

[ 2012年6月23日 06:00 ]

<ナショナルズ・レイズ>7回、2死一、二塁で四球を選ぶ松井

インターリーグ レイズ2―5ナショナルズ 

(6月21日 ワシントン)
 レイズ・松井が今季初めて2四球を選んだ。DHのないナショナルズとの敵地交流戦に、5番・右翼で2試合連続の先発出場。2回に昨季アスレチックスで同僚だったG・ゴンザレスから1つ目の四球を選び、その後に先制のホームを踏んだ。

 7回2死一、二塁でも、フルカウントからの変化球を見極めて四球。しかし、エンドランのサインが出た4球目のスライダーをファウルして「甘い球だったから打ちたかった」と悔やんだ。6回無死二塁では「右方向に打てる球を待っていた」と右飛で進塁をアシスト。2打数無安打でも最低限の仕事をこなしたが、チームは黒星を喫して表情は険しかった。

 打率は.158で出塁率は.226。打率.203ながらリーグ2位の51四球で出塁率.358を誇る同僚ペーニャは、チームで唯一全69試合に出場中だ。ジョー・マドン監督は出塁率を重視する方針でいるだけに、松井の2四球も決して無駄にはならない。背中痛で2試合連続で先発を外れた正右翼手ジョイスは、近日中に復帰の見込み。それだけに、さらなるアピールが必要となる。

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2012年6月23日のニュース