内海交流戦MVP 勢いそのまま新球でリベンジだ

[ 2012年6月22日 06:00 ]

練習の合間に笑顔を見せる内海(左)。右は山口

 交流戦MVP男に任せろ!リーグ戦再開のヤクルト戦で、先発のマウンドを託された巨人の内海は「交流戦も初戦を取った。波に乗れるような投球ができたらいいし、できるようにしたい」と自信をのぞかせた。

 後押しする吉報が届いた。セ・リーグのチームとして初優勝を飾った交流戦のMVPを受賞。賞金200万円をゲットした。「うれしいですよ。俊兄(杉内)のおこぼれでもらえた」。無安打無得点も記録した杉内を抑え、無傷の4連勝、防御率1・29と文句なしの成績で栄冠を手にした。

 大きな武器もある。4月下旬に解禁したツーシーム。交流戦を経て精度も格段に上がった。「使えるボールになりつつある」と手応え十分。シュート回転する直球からヒントを得た新球は、特に外角に逃げるような形になる右打者に効果的だ。

 ヤクルトには3月30日の開幕戦(東京ドーム)で6回3失点で敗戦投手となるなど、今季は3戦2敗。「個人的にもリベンジできるようにしたい」。原監督の騒動に揺れるチーム。選手会長が快投で全てを封印する。

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2012年6月22日のニュース