松井 移籍後初マルチ、ライバル離脱でチャンス増える

[ 2012年6月16日 06:00 ]

<レイズ・メッツ>メッツ戦の6回、中前打を放つレイズ・松井

インターリーグ レイズ6-9メッツ

(6月14日 セントピーターズバーグ)
 初マルチでアピールだ!レイズ・松井秀喜外野手(38)が14日(日本時間15日)、メッツ戦で移籍後初の2安打を放った。今季ノーヒットノーランを達成した左腕ヨハン・サンタナ投手(33)からいずれも中前打。チームが3連敗を喫する中で4番として存在感を示した。DHのルーク・スコット外野手(33)が腰痛で故障者リスト(DL)入り。ゴジラのバットにはさらなる期待がかかる。

 快音は響かせた。それでも試合後の松井の表情は険しかった。5日のヤンキース戦以来、今季2度目の4番起用で2安打。「自分の状態自体はずっと変わっていない。悪くないと思う」と振り返ったが、チームの3連敗に笑顔はなかった。

 2回、先頭で外角89マイル(約143キロ)直球を振り抜き中前へ。6回にも初球を中前打した。相手はポストシーズンも含 め、対戦打率・414と相性抜群のサンタナ。2日にノーヒットノーランを達成したばかりの左腕を攻略し「細かい数字は覚えていないけど、相性は決して悪くはないと思っていた」と話した。

 アスレチックス時代の昨年9月27日マリナーズ戦以来、移籍11試合目で初のマルチ安打。09年の12試合目に続いて自身2番目に遅い記録だ。それでも頭にあるのは常にチームの勝利だけ。3点を追う9回2死一、二塁では四球を選び「落ちるボールで誘ってきたけど、見極められたのでいい打席だった」。自身の状態には確かな手応えを感じている。この日は試合前にフリー打撃がないデーゲーム。簡単な練習で試合に臨まざるを得なくても、短い空き時間に素振りなどで打撃フォームを確認。地道な作業は確実に結果に結び付いた。

 試合後にはチーム最多の35打点を挙げているDHスコットが腰痛のためにDL入り。松井は15日(日本時間16日)からの本拠でのマーリンズ3連戦でも先発が確実だ。「良くても悪くても、一打席ずつ反省していけばいい」。スタメンが続いたここ3試合は10打数3安打1打点。首脳陣の信頼を、より強固なものにするチャンスが巡ってきた。 

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