東浜 今季最多14K!日米13球団スカウトにアピール

[ 2012年6月14日 06:00 ]

<八戸大・亜大>汗を飛ばして力投する亜大・東浜

全日本大学野球選手権第2日 亜大4―2八戸大

(6月13日 東京D)
 亜大の東浜が奪三振ショーで大学初の全国1勝をつかみ取った。5回までに10個のハイペースで三振を積み重ねると、最終的には今季最多の14奪三振。今春のリーグ戦では右肘痛からの故障明けで打たせて取る投球に徹してきた右腕は「リーグ戦より意識した。追い込んだら狙った」と振り返った。

 リーグ戦を行う神宮のマウンドより高さがある東京ドーム。そのマウンドの傾斜を存分に生かした。最速こそ140キロ止まりだったが「(傾斜の)角度に順応できた」と球に角度がつき、14三振中、直球で10三振を奪った。今春リーグ戦の1試合平均奪三振が5・7。リーグ戦後には、ほぼ直球のみで連日200球前後の投げ込みを敢行して切れが戻った。この日は日米13球団のスカウトが集結。DeNAの高田繁GMは「球速が出なくても空振りが取れるのは大事なこと。現状でNo・1の投手」と絶賛した。

 ▼八戸大・建部(東浜から3三振)際どいところに球がくるのが打ちにくかった。制球が一番ですね。

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2012年6月14日のニュース