青木、逆転呼ぶ盗塁…指揮官も評価「総合力素晴らしい」

パドレス戦の６回、内野安打で出塁後、二盗を決めるブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ６―５パドレス

（6月10日 ミルウォーキー）
　ブルワーズの青木が３試合連続の盗塁を決めて逆転勝利に貢献した。２点を追う６回に遊撃内野安打で出塁すると「絶対行けると思った。ちょっと癖があった」とスタート。捕手の悪送球を誘って三進し、一挙４点を奪う起点となった。

　７回にもこの日２つ目の四球を選び、主砲ブラウンの１５号２ランにつなげた。５試合連続安打と得点を記録し「力のある打者が後ろにいるから、僕が出塁すれば流れがよくなる。そこに僕の存在価値がある」。この間チームは４勝１敗で、今季初の２カード連続勝ち越し。ロン・レネキー監督は、「青木の総合力は素晴らしい」と貴重な働きを評価した。