代走の田上 大きめリードで敵失誘う?

[ 2012年6月11日 22:57 ]

交流戦 阪神1-0ソフトバンク

(6月11日 甲子園)
 阪神は8回、1死三塁、で大きめにリードした代走の田上が細川のけん制悪送球を誘った。田上は送球が自身に当たり、ボールが転がる間に生還した。決勝点をもぎ取った。

 田上は「内野ゴロならホームに行こうと思った」と攻めの走塁を心掛けつつ「(三塁コーチの)久慈さんから『けん制もあるぞ』と言われていた」と帰塁への意識を失っていなかった。和田監督も「足が速い走者だとどうしても刺したくなる。その辺のことも考えてベースコーチも指示してくれている」とリードを大きくして敵失につなげたと言わんばかりだった。

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2012年6月11日のニュース