8回イッキ5点で逆転!中畑DeNA 連敗脱出だぜ!

[ 2012年6月10日 21:04 ]

楽天に勝利し、勝ち越し打の藤田(左)と喜ぶDeNA・中畑監督

交流戦 DeNA6―2楽天

(6月10日 横浜)
 3連敗中のDeNAは、1―2で迎えた8回裏に金城、藤田、鶴岡の3連続タイムリーなどで一挙5点で逆転勝利。4回にも適時打を放った藤田は初のお立ち台に立ち「ホームで初めてです!8年目ですけど…メッチャ気持ちいいです!すごくおいしい場面で決められて良かったです。」と笑顔。中畑監督も逆転劇に上機嫌で「久しぶりに勝った気分だな」とうれしそうだった。

 DeVA先発は通算150勝まであと1勝の三浦。6回2/3を投げ6安打2失点と好投も、勝ち負けはつかなかった。交代の場面では球数もまだ103球だっただけに、交代を告げられた際にはマウンド上で思わず顔をしかめた。

 この日は三浦の愛馬・リーゼントブルース(牡3=栗東・矢作厩舎、父シニスターミニスター、母ペルラー)が東京競馬場3Rの未勝利戦(ダート2100メートル、晴重、16頭)で初勝利を飾り、“1日2勝”と行きたかったが、自身の勝利はならず。「下位打線に打たれすぎました」とマウンドを降りてからもベンチでグラウンドを見つめ、悔しさいっぱいの様子だった。だが、試合後はベテランらしくチームの勝利を喜び「チームが勝つことができて良かった」と話した。

 ▽中畑監督(三浦の交代に)「何を考えているのだという、大輔の目力を(マウンド上から)感じた。心を鬼にした」

 ▽金城(八回に同点適時打)「(三浦を)もっと早く援護できていたら。申し訳ない」

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月10日のニュース